#74 止まない雨はない。と言うけど、時間が解決してくれるとは限らない。

こんにちは。永田です!

 

なかなか良い結果が出ない時に周りの人がよくかけてくれる言葉の中にこんな言葉がある。

 

「止まない雨はないよ」

 

よく落ち込んでいる時にかけられる言葉ランキングに入ってきそうな言葉。

そりゃいつかは晴れるさ! 今はじっと我慢する時だよ。と大体こんな言葉が後に続く。

 

僕もそれで良いと思っていた。

しかし!

その言葉の意図をつき、否! そうじゃない! という言葉に出会った。

 

みんなも知っているであろう。オレかオレ以外かのローランドさん。

 

ホスト界の帝王はやはり考え方や言葉にパワーがあった。

 

その言葉がこちら

 

「止まない雨はない」という言葉。

これは、時間が解決してくれるのを待つだけで、能動的な言葉ではない。

 

ならば、止まない雨はないと思うくらいなら、雲の上に行く努力をしよう。

カッケェ。

雲の上に行く努力をしよう。

 

カッケェ。

 

そおだよ。雲の上は必ず晴れているんだよ。

いつまでも止むのを待っていても何も始まらない。

 

ローランドさんの言葉を胸に自分の向き合うべきことに向き合うことをしなくてはならない。

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目次

どんな手段があるのかを考えて行動する

試合で良い結果が出なかったね。と慰めるつもりで「止まない雨はないよ。今は我慢して晴れるのを待とう」などは言い換えるならば「悪いことの後には良いことがある。時間が経つのを待とう」と同じ感じだろうか。

 

つまり解決策を時間にしてしまっている。

 

自分で策を練ることはせずに時間任せだ。

 

おい、オレ以外のお前。自分でどうにかしてやろうという気持ちはないのか?

 

わっ。ローランドさん。いや、今は感覚ががちょっと悪いだけでまた少しやれば良くなると思うんですよ。

 

ふーん。じゃあ今まで通り変わらず傘さして雨が止むのを待つのね。で? オレ以外のお前、この雨はいつ止むの?

 

分かりません。

 

と言葉の意図は時間に身を任せ受動的な状態で何かが変わるのか? と説いている。

 

物事が上手くいかないのは必ず原因があり、その原因は待っていても変化はしない。

なのであれば悪い現象を取り除くために自ら行動しないと変わるものも変わらないぞ。ということだ。

 

例えば

体重が減らない。

これは果たして時間が解決してくれるだろうか?

仕事が終わらない。

これは時間が解決してくれるだろうか?

お客さんが集まらない。

時間が解決してくれるだろうか?

競技結果が上がってこない。

時間の問題だろうか?

 

全てNOであろう。

 

体重を減らすには食事改善や運動を自ら実践しないと変わらない。

仕事を終わらせるには人に頼むなり、システムを変えることを実践しないと変わらない。

集客にしても告知を打ったり、自ら人に紹介してもらったり実践しないと変わらない。

競技にしても起きている現象を潰すメニューをしなくては変わらないだろう。

 

つまり、時間が解決するのを待つのではなく自ら解決できる手段を考えろとローランドさんは言っている。


気がついたら28歳になっていたアスリート

これは僕だ。

そう気がついたら28歳で、もう限界だと思い競技を退いいた。

 

限界とは心も含めて。

大半は22歳からずっと痛かった足首に心を削がれていた。

 

ただずっと片隅にあったのは、いつか痛みが良くなるだろう。

言わばいつか雨は止むだろうと一緒だ。

 

痛みのせいで思う存分に練習もできなかったし、それが連鎖し試合も上手くいかない。

全ては怪我を抱えているからなんだけど。

 

だけどこの怪我は時間が解決してくれることはなかった

最終的に手術だった。

 

ただ同じステージに戻れるかは分からないから怖い。

すごく怖かった。このままダメになるかもしれない。

 

だけどずーっと痛かった足首が手術したら全然痛くなかった。

嬉しいというか悔しかった。

 

ずーっと雨降っていたのに。

本当にずーっと雨だったのに。

 

こんなに簡単なことだったのか。

今までの時間はなんだったの?

 

勇気を出して手術すれば解決した。

もちろん同じステージに復帰する為にやれることはやった

 

それが26の時。

そしたら自分のやりたい動作もできるようになったし記録も安定してきた。

 

しかし、できることが増えれば技術的にズレが生じる。

 

今まで普通だったポールが柔らかくなったり、時には折れたりして長年動かなかった歯車が急に動き出したんだ。

そりゃシステムも変わってしまう。

 

結局システムに対応できた頃には28歳になっていた。

最後の最後の試合で自分らしい跳躍ができて辞めたのを覚えている。

 

最後の最後に遠ざかってた表彰台に乗って辞めた。

 

過去のことはタラレバしか言えないんだけどさ。

さっさと手術してれば良かったと思う。

 

時間は解決してくれなかった。

時間だけが経ち28歳になってしまった。

 

もちろん全ての怪我は手術すればオッケーって過激発言ではない。

 

ただ怪我に限らずに時間が解決してくれるものは少ないと思う。


最後に

ローランドさんの言葉から、これはアスリートに限らず全ての人に当てはまると思う。

自分が感じている問題をどうしても受動的に誰かが何とかしてくれる。とか時間が解決してくれるだろうと。

でもそれだといつ解決するか分からない。

ましてや解決しないものもある

 

結局いつも言ってるけど自分でどうにかすることをしないと、人生は好転しない。

で、オレ以外のお前は今後どうなりたいんだ。

 

と常にローランドさんに問いかけられていると思い実践する。

できないことは人を頼り実践できる術を探す。

 

コーチとしても、トレーナーとしても同じこと。

選手に何が起きているのか、クライアントさんに何が起きているのか。

時間任せになったら気づいたら手遅れみたいなことは往々にして存在する。

 

状況に応じて後手にならないように。

 

あとはあれ。

死に際に人は何を思うのかって話

 

あーまた土砂降りだ。

どっかのカフェにでも入ろうっと。

 

ではまた次回っ
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