#129 人に言ったからには自分に返ってくるのが世の法則

こんにちは。永田です!

 

今でも時々跳躍を試みたりするのですが、跳ぶととても厄介なことが起こります。

 

それはいつも指導として言っていることを、ここぞとばかりに選手や学生たちにそのまんま浴びせられることです。

 

永田さん! 思い切りがないんですよ!

永田さん! ポール変えた方が良いですよ!

永田さん! この間僕に言っていましたよね?

 

リンチ! ここぞとばかりに叩きにくる。

そんな事はわかってるんだよ笑

 

現象も客観的に何が起きているかなんとなく分かる。

気持ちの心構えなんて自分が一番わかってる。

 

頼むからそれ以上踏み込まないでくれ。と思うのだがこれがないと人は甘えるとも思っている。

 

だから感謝もしている。

 

そんなことを書いていこうと思います。

 

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目次

伝え方は言葉だけではない

コーチやトレーナーという職業は良い言い方をすれば「アドバイザー」である。

しかし悪い言い方をするならば「正論の暴徒」だ。

 

正論の暴徒とはどういうことかと言うと正しいことしか言わない。

・追い込まれた時こそ頑張れ

・人よりも努力しろ

・食事は栄養バランスを考えろ

・お酒は控えなさい

 

正しいことを羅列し、そして実行させ結果に導いていく。

ゆえに正論の暴徒。

異常なまでの正常。

 

ここが良くないと思ったことは容赦無く伝える。

もちろんその伝えたことを僕ができていないとしても。

 

言われ続ける方はもう息が苦しくて仕方がないと思います。

だからこそ僕が練習し始めると、選手や学生は待ってました! と言わんばかりにアドバイスをくれます笑

 

しかしそれこそがお互いに取ってフラットにものを言える関係を作るものだと思っているし、先に言ったからには言われる覚悟を僕は持っています。

 

例えば食事にしても毎日3回もくるものをパーフェクトにするのは難しい。

それは僕だってできない。

でも誰かが言わないとそれで良いんだ。と変えようとしないのが人間。

 

何かを目指し向上していくと言うことは、些細なことを変えていく行動力と意思が必要です。

それを僕が完璧にできているかと言ったらそんな事はありません。

 

夜中に漫画アプリを開いて夜更かしだってしてしまいます。

ドーナツ屋に吸い込まれる時だってあります。

ラーメンだって食べます。

筋トレは明日で良いや〜が3日続く事だってあります。

 

それが永田。

 

だがコーチ、トレーナーである以上、人には言います。

だからこそ自分も言ったからには。とどうしてもよぎります。

自分ができていないことを言うことは些細な罪悪感を感じたりもします。

 

おいしかった昨日のドーナツ!

一同:ドーナツ!!

 

みんなで啜ったラーメン!

一同:ラーメン!!

 

漫画アプリで夜更かしした夜!

一同:夜更かしした夜!!

 

こんな感じで記憶と共に全細胞が反芻してきます…

 

だから裏を返せば、人を律する仕事をしているようで人に言ったからにはやらなくちゃいけない仕事だとも思っています。

 

それにより僕が指導者として新しいことに気が付けるものもあるし、選手が見て感じることもあるとも思っています。

 

アドバイスだけが指導と思っていません。

どんな形であれ伝え方は多種多様に存在していると思っています。


言い訳を受け入れる

言い訳は誰しも言ってしまいます。

僕も言います。

めちゃくちゃ言います。

 

言ったことがないって人は絶対にいないと思います。

ただ伝えたいことは言い訳が悪いことだと言うことではありません。

 

ただ言い過ぎると鬱陶しいのは事実です。

 

しかし多少の言い訳は次に進むために必要なことだと思います。

 

ドーナツが美味いのは企業努力だ。

ラーメンが美味いのも店主の努力だ。

漫画を読みたくなるもの作者の努力だ。

 

これは全て僕の言い訳です。

 

みんなの努力に乗せられてしまって自分がやるべきことから目を逸らされます。

世の中はみんなの努力で成り立っています。

だからこそ人の努力により自分の努力が阻害されているとも僕は思っています。

 

とは言っても返ってくる言葉は「自分の目指す先にドーナツもラーメンも夜更かしも不必要だよね?」です。

分かってんだよそんな事は! ですね笑

 

そう、分かってるんです。

ちょっと言っただけじゃない。って感じです笑

 

だからこそ次に進むための準備だと思って選手やお客さんの言い訳を受け入れるように心がけています。

 

言うことによって守られる心もあります。

兎にも角にも課題に対して進まなくてはいけないのは自分自身です。

 

しかし正論を浴び続けると最悪心を壊しかねません。

 

 出典:芥見下々「呪術廻戦」より

心が壊れない煽り屋も存在しますが…。

 

それに自分自身がアスリートを取り組まないとアスリートの大変さを忘れ、コーチとして正論の暴徒化しやすいのも事実だと思うので自分も選手と同じことを取り組むようにしています。


最後に

誰だって世の中の誘惑に心が持っていかれます。

そしてその誘惑は誰かの努力であり誰かの努力により、自分の努力が疎かになってしまいます。

 

それを理解した上で努力を促す指導をしなくてはならないし、自分も言ったからにはその姿勢を見せなくてはならないとも思います。

 

そして言い訳は限度もあるが人間ならば必要な行為だとも思っています。

言わなきゃやってらんないことだってあります。

 

言い訳で吐き出しスペースを作るからこそ人のアドバイスが入ってきます。

言い訳すんな! はスペースを作れずアドバイスが入る余地はありません。

 

だからドーナツの一つや二つ許してほしいしラーメンの替え玉も許してほしい。

明日からまた頑張るためには必要な無駄もあるということで。

 

 

ミスドはゴールデンチョコレートが一番うまい!!

 

ではまた次回っ

関連:アドバイスにも質があるから見極めようって話

 

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