こんにちは。永田です!
移行期が終わりそろそろ冬季練習に入ろうとしている人もいるかもしれません。
来年は自己ベストを! と考えている人は多いのではないでしょうか?
僕は残念ながら自己ベストを! と思えるほど頑張ることができません。
でも、競技を続けたいという気持ちはあるので、成長したいとは考えています。
で、今出てきた「成長」という言葉に何かが引っかかったので、今回は「成長」をテーマに書いていこうと思います。
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目次
成長とバイタリティーと時間
まず成長とは2つの定義が存在しました。
①人・動植物などが育って成熟すること。育って大きくなること。心身ともにおとなになること。
②規模が大きくなること。また、内容が成熟すること。
成長とは、個人にも当てはまるし、組織(会社や事業)にも当てはまり、日常的に使われていることが分かります。
これからの冬季を経て、アスリートとして成長するには、どうすれば良いのだろうかを個々人で考えなくてはなりません。
中高生などでしたら、身長が伸びるだけで体重が増えたりするのである種それも成長したと言えるでしょう。
これは上記の①に当たります。
ですので指導者の言う通り頑張れば記録が伸びる確率も上がります。
しかし大学生や社会人、ましてや僕のようなアラサーになれば身長は伸びないし体重を増やすにもかなりのバイタリティーが求められます。
バイタリティーとは活力や生命力とされています。
言い換えれば体力と精神力を合体させたような言葉にも感じます。
身体的な成長が望めないのであれば、②の規模や内容を成熟させないと成長とは言えない気がします。
その中でバイタリティーに注目し、体力と精神力が高ければ物事に対し「長く」向き合えるのではないかと考えています。
例えば、冬季練習のような量が多い練習は1つのメニューに多くの時間を費やしたり、多くの量を重ねます。
それを3ヶ月ほどの期間と考えて計算しなくとも冬季は長い時間かけることが分かります。
長いと言うだけで体力、精神力が問われます。
そして「長い」に立ち向かった時、どの組織でもバイタリティーの低い人間から体力的に練習に付いていけなくなったり、精神的にネガティブになったりしてしまいます。
そのバイタリティーの低さは決して悪いことではありません。
ただ不利に働くとは思っています。
誰だって冬季練習の1日や2日は体力的にも精神的にも追い込まれます。
というか1日2日ではありません笑
辛くて長いものこそ気合だ。根性だ。というわけではありませんが、精神力も関わってくるのであれば、考えようによっては必要な要素です。
中にはきつい練習になればなるほど、元気になる根っからの変態も存在しますが、そのような変態はバイタリティーが高い人間なんだと思います笑
そしてそんな人がのちに成長していくものだと思っています。
成長の「長」は長時間など時間的な要素が含まれている以上、時間は絶対に必要です。
長く物事に向き合い、なりたい形に成った時に成長を感じられるのではないでしょうか。
出典:井上雅彦「スラムダンク」より
シュート2万本を楽しむ花道はバイタリティーが高い変態です。
2万本も僕は打ったことはないが、絶対にキツいに決まってます笑
変化がないと言うことは成長していない
では冬季練習はバイタリティーを高く練習に向き合えば成長できる。と言えばそんな簡単な話ではないと思っています。
競技力が低ければ頑張った分だけ見返りをもらえますが、高くなればなるほど理由なく長い時間を費やしても見返りをもらえなかったりします。
僕は23歳以降5年間自己ベストを更新することができませんでした。
これを思うと、永田。お前は5年間で成長していたのか? と問われると自信を持って「成長していました!」とは言いづらくなってしまい自己肯定感が下がり闇落ちしてしまいそうです笑
上記のことを考えると、成長と言う言葉は歳を重ねれば重ねるほど使えなくなってしまいます。
しかし、記録が変わらずとも、あ、この選手は成長したな。と思える時があります。
それは以前と「言っていることが変化した人」です。
言っていることが変わらないのはある意味一貫性が生じているので、一見よく見えたりします。
俺は海賊王になる!
俺は火影になってやるってばよ!
俺はサイヤ人のエリート戦士だ! → カカロット、お前がナンバー1だ!
ある意味ベジータが一番成長しているかもしれません笑
一貫性はもちろん良いことなのですが、間違いに気づいていない場合もあるためエラーが起きた時に変化させることができない可能性があります。
例えば、ドラクエなどでもボスにやられたら、違う角度でクリアに向かわなくてはなりません。
同じレベル、同じパーティ、同じ装備では無限所持金減らしになるだけです。
ボスの対策を講じ、レベルを上げたり、呪文のタイミングを見極めたり、対応できるパーティに入れ替え必要な装備を揃えます。
それによりクリアに結びつくわけですが、なぜか現実ではその考え方が出来なかったりします。
僕も何度も同じ失敗を繰り返し同じ課題を掲げ、同じ頑張り方で無限所持時間減らしをしてしまいました笑(時間は有限です)
心のどこかで自分は頑張っているからいつか報われると思ってしまいます。
出典:井上雅彦「スラムダンク」より
見ている人から変化が生じていないのであれば、それは成長していないと言うこと。
厳しいけど、それが現実でした。
そしてベストが出た年は冬前の体重から一冬で4kg増えた年で、それ以降の年は僕になんの変化もないまま冬が終わっていることから、成長とは変化に応じて伴うものである。と言うことだと思います。
最後に
成長に必要な要素は
・時間
・バイタリティー
・変化量
だと思います。
どんなに陸上競技が好きとはいえ、冬季練習はどうしてもバイタリティーが下がります。
そこを乗り越えるハウツーなんてものは、ある種存在しません。
できる人間なのかそうじゃないのか。につきます。
競技のほとんどは暴論で成り立っています笑
その暴論を受け入れて、長くバイタリティーを保ち、時間をかけて変化させることができた選手が来シーズンは笑顔に包まれているのではないかなと思っています。
と言うことで、冒頭で成長したいと書いているので、永田も高いバイタリティーを保ち何かしらに時間をかけて変化しなくてはならないのです。
…それが分かっているんだけど、出来ないのが人の常。
ではまた次回っ
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