こんにちは。永田です!
僕は日頃から思っていることがあります。
ただ、それを言葉に出すと場の空気が悪くなることがあることを理解していますが、どうしても思ってしまうので自分のブログだし書き記そうと思います。
最初に示しておきますが、誰かが悪いって話ではありません。ただ僕が勝手に思っているってだけですので気にしないでください。
率直に言うならば「経験則でアドバイスくれるけど、それで失敗しても責任を取ってくれませんよね?」ってことです。
これだけ切り抜かれたら永田が自分の失敗を人のせいにしている。とか、また永田が偉そうなこと言ってるっていう文章になりますので補足します。
いや、偉そうなこと言ってるわ笑
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目次
悪意のあるアドバイスは存在しない
大前提として、僕はトレーナーでお客さんからお金を頂いています。
そしてコーチでも選手の所属企業と契約によりお金を頂いています。
それは「結果を出す」という対価の報酬だと思っています。
結果を出さなければトレーナーとしてもコーチとしても価値が低いと僕自身が自分に厳しく心がけているからそう思っています。
これが僕の価値観であり存在としての大前提です。
みんなもこうだよね? とは思っていないのでビクつかなくても大丈夫です笑
ただ、この価値観がとてつもなく邪魔をしてしまうときがあります。
クライアントさんにしても、選手にしても多くの情報を拾い多くの人の話を聞く機会があります。
それをするなって話ではないのですが、中にはスットコドッコイなアドバイスやトンチンカンなアドバイスが存在します。
「糖質は摂らない方が良い」とか「練習はこうした方が良い」とか「筋肉をどうちゃらこうちゃら」とか「水をほにゃらら飲んだ方が良い」とか。
時に迷信的でスピリチュアルなアドバイスが存在します。
そしてその多くは自身の経験則でアドバイスをしていたりします。
その時点で、そのアドバイスのベクトルは伝えている相手に向いていません。
過去の自分に向いています。
気持ちは分かります。自分がやってきたことを否定したくないし、それが正解だったと思いたい気持ちがあることも。
でも、その方々はアドバイスを伝えた相手が太ろうが、選手の記録が低迷しようが、さほど気にはしないでしょう。
これが僕が感じている嫌な理由です。
厳しいことを書いているのは承知していますが、その言葉には責任がないよね? と思ってしまいます。
僕は結果を出す為に責任をもって言葉を選んだり、伝えるタイミングを見極めたり僕なりに考えて接しています。
むちゃくちゃ、女々しいことを言うならば
「あなたは家でもその人のことを考える時間はありましたか? 僕はめちゃくちゃ考えてるよ。」と例えるなら、とてつもなく面倒くさい恋人です笑
それが永田です笑
これで束縛なんてしちゃったらもう猟奇的で永田ヤバいとなります笑
ただ、そのアドバイスをくれる人が悪いとも思っていません。
アドバイスをくださる方は皆その人の為を思って口にしてくれているのも理解しています。
ただ、経験則で断言されてしまうのは僕はいささか残念と思わざるを得ないです。
経験則だけで世の中が回っていたらみんなダイエットに悩んでいないし、みんな競技レベルも上がってるはずなんです。
それを見極める力が必要な時代になっていると感じています。
万人に当てはまるアドバイスは存在しない
トレーナーもコーチも基本的にはパーソナルで僕は活動しています。
過去にインストラクターでグループレッスンをした経験もありますが、めちゃくちゃ難しかったです。
万人に当てはまる質の高いアドバイスが存在しない。
逆に万人に当てはまるアドバイスは質が低いと思っています。
だからこそ結果を出すのが難しいとグループレッスンをして思いました。
ただ、当時は20代半ばだったのでグループ対応力が未熟だっただけかもしれませんが笑
話を戻すとお客さんは皆ほぼ同じ目標です。
・体重を減らしたい
・痩せたい
・筋肉をつけたい
アスリートの目標も明確です。
・競技力を上げたい
なのですが、一人一人課題は違います。
と言うことは手段が変わってくるので、人の経験が当てはまることもあるし、当てはまらないこともあります。
僕が思うに、類似はするかもしれないけど、ほぼ当てはまらないと思っています。
例えば、
Q
「アキレス腱が痛いんです」
A
「ふくらはぎや足の裏を解すと良いよ」
「どこどこの治療家さんが治してくれたよ」
「この治療器具で治るよ」
など人に聞けば聞くほどたくさんアドバイスが返ってくると思いますが、それで良くなる人もいれば良くならない人も存在します。
出典:青山剛昌「名探偵コナン」より
真実はいつもひとつ! ではありません。
ちなみに僕のこれに対するアドバイスは「根本の使い方を直さないとずっと痛いよ」です。
ただそれで終わったら放置という悪魔的なアドバイスなので
動作分析
原因を確認
考えられる手段を試して変わらなければ別の手段を試す
良好が出るまでやる
を心がけています。
アキレス腱が痛い。という一つの現象においても、原因が違えば手段も変わってきます。
つまり万人に当てはまる奇跡的なアドバイスは存在しないということだと僕は思っています。
だからこそ、個人に情熱や情愛を注ぐことができるのかが僕が大事にしている価値観です。
あれ? 永田ってこんなに熱血漢だったっけ?笑
最後に
書けば書くほど内からエネルギーが沸いてきてしまうのでそろそろまとめます笑
このような普段思っていることを書き始めたり話し始めるとどうしても熱くなってしまうのが癖としてあるので気を付けてます笑
今回伝えたかった真ん中の事は
アドバイスに責任を持っている人は恐らく少ない。
もちろん僕はお客さんや選手の結果に対して報酬を得ているから責任があって当然なのです。
それがあるが故にスットコドッコイなアドバイスをもらってきてしまうとモヤっとしてしまいます…笑
ただ、アドバイスの質がスットコドッコイなだけでその人は悪気があってアドバイスをしているわけではありません。
出典:藤子・F・不二雄「ドラえもん」より
みんな自分が正しいと判断した上で暮らしています。
もらったアドバイスを僕が選手やお客さんと話し合って軌道修正して同じ方向をお互いが納得して進めれば良いので、コーチとして指針を固めることに努力しています。
選手はそう言ったことも話してくれるので安心はしていますが、真意が分からないアドバイスは僕も調べるようにしています。
分からないことを人は拒絶したくなりますが、調べずに拒絶だけしても良くありません。
調べて、比べて、自分で選択することが大事だと思っています。
あと基本的に思うのは誰もアドバイスを求めていないのではないかと、思っています。
雑談レベルで話をしたいだけなのに、急に「それはね!」と、教えてやろうとアドバイス調になる人もいますが、たーぶーん求めてません笑
なんて言うとまた友人が減りそうです笑
でも、僕の価値観として大事にしていることに反するから、どうしてもモヤっとしてしまうので書きました。
これに正解も不正解もありません。
ただ永田が偉そうに語っているという事実だけが残ります笑
そして相談は相談で雑談は雑談です。
アドバイスに質があるのも事実だと思うので、僕は変なことを言わないように心がけているってだけで、間違ったことも言います。
完璧じゃないからね。
ではまた次回っ!
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