#44 勇者になるにはまず、変人にならなくてはいけない。では変人とは。

こんにちは。永田です!

 

「医学のたまご」という小説を読んでいて、僕の心に響く言葉に出会いました。

ヒットなんてもんじゃない! ホームラン! それも場外!

そして挿絵が可愛い。

 

その言葉がこちら

【ラクじゃない方を選ぶ人は往々にして「変人」と呼ばれる。そしてその中で成功した人を「勇者」と呼ぶ。】

出典:海堂尊「医学のたまご」より

 

…痺れる。

 

僕の周りにはラクじゃない方を選ぶ「変人」が多いと思う。

多分僕も「変人」だと自負している。

その中で「勇者」になるためには何が必要なのだろうか。

 

つまり成功とは一体何なのか。

 

競技で日本選手権に出たら?

独立して事業を起こしたら?

 

なんかどれもしっくりこない。

 

成功って何なの?

 

勇者にはどうやったらなれるんだいセニョール。

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目次

成功者とは

僕が考えるに成功者とは。

教科書に名前が乗るような偉人たち

国民栄誉賞を獲るような人たち

オリンピックで金メダルを獲る人たち

 

まだまだたくさんあるけど、こんな感じなのかなと思っている。

 

この人たち、僕から見たら勇者だよ。

うん凄いもん。多分変人の中の変人たち。

 

誰も選ばないような道を、この道おもしろそう! とか言って進んで茨の道とか行っちゃうような人たち。

 

でも果たしてその人たちは自分のことを成功者、勇者と思っているか。というとそうじゃないと思うんだよな。

 

と言うのも、まず変人はそこで満足しないと思う。

 

もっとこうしたい。

もっとああしたい。

ここをこうしたらもっと良いんじゃないか?

あれもこうしたらもっと良いんじゃないか?

もっと、もっと、もっと…

 

僕も自身を勇者ではないと思っているけれど、人から見たら勇者に見えるかもしれない。

起業して独立してるし、何回も日本選手権で入賞もした。

 

しかしそんな人は世の中たくさんいるから、ただの変人かもしれないし、更に言えば普通でしょ。かもしれないし。

 

あ〜あれだ。悪い癖が出てる。

答えが無い。

 

自分でも何を言っているのか分からないから、みんなも理解しようとしなくて良い笑


コロンブス

偉人のお話をするならば僕は探検家のコロンブスのエピソードが好きなんですが、史実では侵略者なのであくまでエピソードの話です。

 

アメリカ大陸はスペインのコロンブスが新大陸として1400年台に発見しました。

 

え? 急に世界史? ヤダヤダ。読まない。 なんて言わないでくれよ。

 

まぁさておき、ではなぜコロンブスの名前じゃなくて、アメリゴ・ヴェスプッチの名前がアメリカ大陸に由来しているか知っていますか?

 

それは、コロンブスはアメリカ大陸を新大陸だと思わずに、インドだと思っていたからなんです。

 

つまり、世紀の大発見に本人は気が付かずに死んだ

 

当時スペインはインドのスパイスを求め貿易をしていたのですが、航路でスペインを南下しアフリカをぐるっと回ってインドに行っていました。(最強軍団オスマン帝国を避け一番安全な道)

みんなも習ったよね。

 

更に当時はまだ地球球体説ではなく地球平面説だった。

ある一定の場所まで行くと海は割れており奈落の底に落ちていくと人々は思っている時代でした。

 

しばらくして、マゼランという方が地球球体説を説いたのですが人々は

「いやいやマゼランさん。何言ってるのよ。地球は平面で海は割れてて落ちるんだよ笑 酔っ払ってるのかい笑」

という状況。

 

今みたいな情報社会じゃないから人々が確信を得ることは難しいのです。

 

そんな中コロンブスは「じゃあ西に行けばインド着くじゃん! 行こーぜ!」

海は割れていて奈落に落ちるとされている時代に誰も行かなかった西へ舵を切る。

これは狂気の沙汰。

 

要は当時、奈落があると思っているから大陸沿いじゃないと船を走らせるのが怖いわけです。

 

もし、僕もその時代でコロンブスの友達だったならば「コロちゃんマージで止めろ! 誰も成功していない! 海の底に落ちるだけだ。」と反対をしていたかもしれない。

 

で実際にコロンブスは大西洋を2か月に渡り旅をして、新大陸のアメリカを「ほら見ろ! インドに着いたじゃないか! インディアンもいるぞ!」と新しい航路の発見に成功しました

コロンブスがインドだと思っていたから、先住民はインディアンと称されていました。

 

その後アメリゴ・ヴェスプッチが同じ航路をたどり探索を繰り返したのち「ん? これインドじゃなくね? 新大陸でしょコレ」となり、アメリゴ・ヴェスプッチが発表したためアメリカ大陸になったみたい。

 

コロンブスはきっと死後の世界で今も「西に行ったらインドあったよー!」と言いふらしていると思うとなんか可愛いんだよな笑

 

あとはコロンブスの名言

「人のした後では造作もないことです」

 

…痺れる

 

過去にも触れてます

「誰かが成し遂げた後は歩きやすいよねって話」


最後に

結局勇者とは…という感じになってしまったけど、まずは変人にならなくては勇者への道はなくなるってことだね。

 

もしコロンブスが新大陸を発見できなければ

「あいつはおかしな奴だったよな。地球が丸いわけねーじゃん。マゼランもマゼランだよ。あいつが丸いとか言うからコロちゃん帰って来なかったんだから。」

ってなっていそう。そしてコロンブスが死んだ後にコロンブスの発言は真実だったんだ。と。

 

コロンブスが帰ってきたから歴史に名を残した。

 

つまり、コロンブスは変人だったと言うこと。そこから実際に行動し成功したから勇者になった。

 

ただ言えることは誰もラクじゃない茨の道は進みたくない。

だからこそ変人になるまでだったら僕は逆にラクだと思っている。

 

皆んなが変人になりたくなくて、牽制しあっている状況なら、一歩踏み出して外れものになるのは簡単。

 

誰もやらないなら、すぐに手を挙げるだけで勝てる可能性がある。

 

ではまた次回っ

関連:誰かが成し遂げた後は歩きやすいよねって話

 

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