#68 競技力を上げるためには具体的な手法を自分で導き出す力が必要

こんにちは。永田です!

 

何かおもしろいことないかなぁと思ってから3週間くらい経ち、その時にやっぱり陸上競技をできる範囲でやろうと決心したわけですが…やっぱり真剣に取り組むと少し本気になっちゃう。

 

良いことなんだけどね。

 

毎週の土曜日に跳躍を入れているわけだが、いわばそこがここまで過ごした1週間の答え合わせ

前回の跳躍から次の跳躍に向けてどんな課題が浮き彫りになったかをフィードバック

 

そこから課題に対して何をすれば潰せるのか考えてプランを立てる。

そしてプラン通りに行い次の跳躍で前回の課題を潰すことができたのか出来なかったのか跳躍で答え合わせ。

 

コーチという思考が入ったからそれなりに習慣になったけど選手の時に、このような考え方は出来なかった。

どうしても主観的に考えてしまい客観的な考え方ができない

 

そういった意味では今の方が道筋が見えている気がします。
選手時代はすぐに迷子になっていました…。

 

あぁ戻ってこない日々だけど僕自身が成長した証だから今後に繋げることを考えます。

ということで、どのようにプランを立てているか簡単に紹介したいと思います。
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目次

現象を潰すことに注力する

跳躍のフィードバックは主観ではなく客観で必ず行っています

自身の感覚ももちろん大事なんだけど、それに引っ張られると盲目的に盲信してしまい失敗してしまうことを選手の時に痛いほど経験しています。

 

となると映像を見て現象として起きていることに目を向けて、そこから突破口を開いていくように心がけています。

 

例えばこの3週間で最初の週に思ったことは踏み切った瞬間に踏切足が振られ推進力が得られない現象が起きていました。

 

そこから身体の構造で何が起きているかを考えます。
トレーナーもしているので筋肉の機能を理解している為、答えも直ぐに出せるし、それに見合ったエクササイズの選択もできます。

 

ただ単に振られてしまうから体幹! 腹筋毎日やるぜ! となっていた時も僕自身、選手時代にありましたがそんなフワッとした解答だからこそ、すぐに迷子になるんです。

ましてや、そんなこっちゃ〜トレーナーもコーチも務まりません。

 

筋肉には必ず動作を発揮する役割があるためその理解があれば道筋は見えてきます。
その為のエクササイズを選択するだけです。

 

それで課題が潰せなかったらそのエクササイズは少しズレていると判断をし別の活路を探します。

 

他にも走りの中で左のハムストリングが張ってしまうのでスプリントの動作を撮り、右脚と左脚で何が違うのか分析もしました。

 

するとなんとなくコレが原因じゃないかな? と思う現象が見えてきます。

 

そうすればやることは同じです。
その現象を潰すことができる筋肉の機能を向上させてやる。
それに関してはエクササイズではなく動き作りのドリルで行いました。

 

そのドリルも映像を撮りイメージ通りにできているのかを確認します。
するとイメージ通りにはできていません。

 

自分ではやっているつもりでも映像で見ると、何!? こんなにイメージと違うのか。
じゃぁこんな意識も必要なのか? と新しい意識を付け加えイメージに近づける作業をしました。

 

そしてまたそれを撮る。

またできなければそれを実現するためのエクササイズを見出さなくてはならない。

 

それの繰り返し。

 

そんな感じで、主観だけで課題を潰すことは思っているより難しいのです。
客観的な現象に向き合わないと、いつまでも体幹だ! 体幹だ! と無限に体幹トレーニングをすることになるでしょう。

 

 出典:渡辺航「弱虫ペダル」より

 

動き作りのドリルも1種目2回づつと誰が決めたか分からない作業のようになります。
ドリルは動作を理解するまで反復しそれをスプリントに結びつけることが目的です。

 

これを分かってはいるけど流れ作業のようにやってしまいがちです。

 

そしてそのスプリントも反復しないといけないのです。
だから走り込みの練習を僕は嫌だけど、ホントにむっちゃ嫌だけど大事にしています。


自分を律する手段

そんな感じで日々やっていることをSNSに上げています。
ちなみに1mmも映えは狙っていません。

 

僕が自分の課題を考えて行きついたエクササイズやドリルを飾ることなく上げてます笑

 

そうすることによって一週間やってきた証を残しています。
…と言いたいところだけど。
本当は自分を律する為に上げてます笑

 

やってるエクササイズやドリルは課題を潰す為にやってます。
そしてそれをやるモチベーションの為にSNSを使ってます。

 

すみません全然晴れやかなエクササイズを載せられず…。

ただ地味なことを粛々と上げています。

 

そこだけは甘えさせてください。
やりましたよアピールさせてください。

 

一人で奮い立たせて頑張るってやっぱり難しいんですよ。
SNSとはいえ誰かに見てもらうっていう気持ちはモチベーションになります。

見てくれているかは別として。

 

その中で跳躍の動作が変わってきたりしたら僕の目的も果たせるので使わせてもらってます。

そして、その日の渾身の一枚をあげています笑

 

そしてやっぱり最終的には試合に出たいなぁと思っています。

出れるタイミングがあればですけどね。

 

やはり練習と試合は別物です。

練習の成果はいくら跳躍で答え合わせしようと本質的なところまでは浮き彫りになりません。

 

本当の課題は試合からしか生まれないと思います。

なかなか難しいご時世ですけどね。

 

まぁその時のために引き続き練習を積んでいこうかなと思います。


最後に

とまぁ近況報告のような記事になりましたが、僕の練習に対する取り組み方を紹介しました。

競技に向き合うきっかけになったアインシュタイン先生の言葉はこちら

 

色んな練習のやり方があるので僕のようにやれば良いよってわけではありません。

 

僕の課題は僕の課題でしかなくて、僕の課題の目標も僕のものでしかありません。

 

万人に共通する解決法なんて存在しない。

まあ強いて言うなれば「考えること」は万人に共通する解決策だとは思います。

 

だから自分の課題は自分で考えて自分で解決する。

その中で日々答え合わせをしながら目的地に到達することが必要なのかなと思っています。

基本的に答えは自分の中にしかないよって話

 

とりあえずアブ(腹筋)!

 

ではまた次回っ

 

更新情報はTwitterです。

 

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