#3 コーチは経験と知識から予測と対策をしなくてはならないと思ってます

こんにちは。永田です。

タイトルの通りコーチとは何者?と言う事を僕の考え方で書き記したいと思います。

coach=アドバイスをする者、指導をする者とWikipediaでは記されています。ザックリ一言で示すならば正解と言わざるを得ません。

ではこの説明文に勝手に色をつけていきたいと思います笑

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コーチとしての実績

まず僕の関わってきた選手の競技成績を紹介します。

コーチとしての実績という言葉は僕自身なんかしっくり来ません。だって跳んだのは選手ですから。

でも良い表現が現段階では見つけられていないのでコーチの実績として紹介します。

コーチ実績

順天堂大学陸上競技部の棒高跳コーチ(2013~2016)

全日本学生選手権 3位 (2014年)

関東学生選手権 優勝 (2016年)

全日本選手権 6位 (2016年)

企業アスリートの棒高跳コーチ(2018~)

全日本実業団選手権 3位 (2019年・2020年)

全日本選手権 優勝 (2020年)

全日本選手権8位 (2021年)


アドバイスする者

コーチは確かにアドバイスをします。いや当たり前ですよね。ただ、ここに責任がくっ付いてくるのがコーチだと僕は思っています。

結論から

コーチはそんな簡単に助言をすべきではない

何故か。そりゃどの選手も成功して欲しいと願ってます。だからと言ってやたらめったら、見境なく色んな選手にアドバイスをする事は無責任なのでは? と思っています。

契約を結んでいない選手にはあまり助言はしません。お金をもらっていないから…というわけではありません。過去、日本選手権など常に出て入賞を経験していた僕の言葉には影響力が多少なりあると自負しています笑(自惚れかもしれませんが…)

それをただ思った事を良かれと思って契約していない選手にポッと発言するのは本人の意に反する事を口にするかもしれない。相談されたら答えますが必ず答える前にその内容の裏側の意図を探ります。

自分の経験値がその選手に当てはまるとは限らないし今の時代手段はいくらでもあって目的地にたどり着けば良いんです。

僕の言葉で遠回りしてしまうかもしれないと思うと、僕はまずその選手を知る時間が必要だし、逆も然り、選手も僕を知る時間が必要だという事です。1日2日で明確な事は言えず、逆に僕が選手に質問しまくる状況になります笑

多分それでは選手の悩み解決の糸口になっているかは微妙ですね。

つまりコーチをアドバイスする者とするならば、フラッと来た河原で草野球少年の走り方があまりにも酷くて、腕をもっと振った方が良いとか足をもっと早く回せとか言ったその辺のおじさんと変わらなくなってしまうのではないでしょうか。

結論を繰り返すと「コーチはそんな簡単に助言をすべきではない

と僕は考えています。


指導する者

指導者を崩すと導き指す者。つまりゴールが見えていると言う事でしょうか。

こちらも結論から

言語化した目的地への道を先回りしてどんな景色があるのか、どんな障害物があるのか

知っている道は明確に伝える事。知らない道は想像する事だと思っています。

では何故か。

確かにゴールは言語化しやすいですよね。日本選手権で勝つ!

とか

オリンピックに出る!

とか。

…じゃあ行き方は?

…僕は日本選手権で勝ったこともなければオリンピックに行った事はありません。行き方は知りません。だからめちゃくちゃ考えます。ただ僕にも経験がある。僕はコーチを付けず1人で競技生活を送っていました。

そりゃ遠回りの道とか、行き止まりの道とか、下手すりゃ進んでいるつもりが前通った所に出てしまう道を沢山知っています笑 選手と話しているとそう言った僕が通った道を選ぼうとする時が沢山あります。

やめとけ! 気持ちは分かる! ただ、その先を見てきたが何もねぇ。ただの荒地、もしくは人をダメにする沼の類だ!笑

結局人間の思考回路はさほど変わらないのかと笑ってしまう事もあります。こう言った荒地や沼に対する嗅覚はコーチに必要なスキルだと思っています。もちろんキラキラした道だけを導ければ良いんでしょうが、それだけが成功とも言えないと思います。

これに関してはまた気が向いたら書きたいと思います。

導き指す者は選手の行く末を想像できるかできないか、ここをかなり意識しています。この先の道にどんな障害物があるのか、僕1人でどかせるなら選手が進みやすいように、そっとどかしておきます。

ただ1人ではどかせない物が必ずありますね。それをどんな手段でどかすかが僕の腕の見せ所だとも思っています。僕が描いた「行く末の想像」を選手が想像できた時に心の中でガッツポーズしながら口元が緩みます笑

結論の繰り返しですが、指導者とは

言語化した目的地への道を先回りしてどんな景色があるのか、どんな障害物があるのか、知っている道は明確に伝える事。知らない道は想像する事

先に進めば進むほど同じ道を歩いている人は少なくなるし道も険しくなり、次の目的地への道のりも長くなる。所々に目的地にたどり着けなかった先駆者の骨も落ちていたり、ボロボロで来た道を戻る人の姿も…笑

そんな感じだと思っています。


最後に

冒頭のWikipediaのcoach=アドバイスする者、指導する者に勝手に僕の価値観という色を付けた結果

Nagapediaでは

coachとは無責任に助言はせず、選手の背景を熟考し細やかな一歩を進めるくらいのアドバイスをする者。多岐に渡る道を経験し想像し荒地や沼を避ける嗅覚を持ち、障害物をそっとどけ次の目的地を導き指す者。

と現段階では思っています。また心境の変化や、考え方が変わったら書きたいと思います。

ではまた次回っ

#71 コーチと選手は対等に話し合いをするべきである〜同じ船のクルー〜

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