こんにちは。永田です!
日々、色んな方と話しているとヒントになる会話や、考えなくてはならない会話や、その時は分からなかったけど他の人と話すことによって理解できる時と色んなシュチュエーションがあります。
その中から今回、代官山の時に働いていた時の話を書いていこうと思います。
代官山の時に働いていたパーソナルジムは社長を始めインスタグラマーや経営者の方が通っており僕としては人生や人との繋がりやサービスについて考える機会を一番もらえた職場でした。
どのようにして、社長になっているのか、また社長や経営者は我々のサービスに何を求めているのか。今回は3人の社長で一つの言葉を理解できた話をします。
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目次
そのお客様は本来は僕のお客様ではなく店長のお客様で、不在だったため僕が担当しました。
表参道に家を2棟建て、何店舗もの飲食店を経営する社長さんで、僕は緊張していた。何を話せば良いのだろうか、どんな風に指導に当たれば良いのだろうか。僕の知識は通用するのだろうか。
店長から引き継ぎは受けていたものの、うまくできる保証なんてものはない。レシピを教えてもらったからといって同じ料理が作れないのと同じだ。
最近孫が生まれたと聞いていたので孫の話をしようと切り出しました。
最近お孫さんが生まれたそうですね。おめでとうございます。
うん。そうだよ
(なんか反応が悪いな) それは嬉しいですね。可愛いですよね。
うん。可愛いよ。
(う。なんか気まずい) 僕も歳の離れた従兄弟がいて、赤ちゃんの時可愛かったのを思い出しました。
君は都会っ子なんだね。
はい。こんな流れでした。今でもなぜこの流れでこの言葉が放たれたかは不明瞭です。しかし、社長さんがそう思った以上何か傾向があったのでしょう。
お察しの通りこの後永田は残りの40分間一言も喋れなくなりました。地獄! 何か気に触ることでも言ったのか、単純に会話をしたくないだけなのか。虫の居所が悪かったのか分からん。
そうなると、帰りの電車は一人反省会ですよ。Googleさん都会っ子ってなんですか?
「都会に住んでる子どもまたは都会で生まれ育った人」
…。まんま。
確かに子どもの頃は近くのデパートで遊んだり、クリスマスなんかはみなとみらいに行ったりしましたが…。だからと言って都会っ子ってなんだよ笑
それ以来僕は、「都会っ子の君」になりました笑
さてここまでだとなんの話か分かりませんが、もう1ケース揃って初めて都会っ子と言われた謎が合っているかは別として、少し見えたのでそれも紹介します。
このお客様も社長さんで音楽の事業で成功しています。僕の担当だったので普段から質問には答えてくれますし気さくに話してくれる方です。
◯◯さんが東京に来るきっかけはなんだったんでしょうか?
僕が住んでいる四国ではやりたいことができなかったんだよねぇ。
やりたいこととは、今やってる音楽の仕事ですか?
うん。そうだよ。どうしても人が足りなくて事業にならないから、思い切って東京に来たんだ。
(そーゆーことか!)
なんか繋がりました。先程の社長さんも地方出身で思い切って東京に来ています。つまり僕は子どもの頃から色んなものが揃っていて恵まれている。困ることもないし欲しいものも手に入りやすい環境でした。同世代の友達もたくさんいます。
子どもの頃から既に満たされています。
やりたいことができる環境。
なぜ先程の流れで「君は都会っ子なんだね」の流れになったかは未だに謎ですが、そーゆーことです。
僕なりの解釈で裏を返せば「やりたいことができちゃうその都会の環境では渇望してこなかったんじゃない? 困ってないでしょ?」ということ。恐らく僕の会話する雰囲気にそんな傾向が漂っていたのではないかと思います。
どのような境遇で過ごしてきたかは想像できませんが、想いはやがて野心になり実現に向かって上京して実現させる。当時の僕には全くない発想です。今なら表参道でパーソナルジムをやることの意味や意義、野心が芽生えていますがそれよりも遥かに強い思いで上京しているはずです。
「都会っ子の君」一人の方との会話の中では全くの謎でしたが、2人の方から、また同じような境遇だった方からだったからこそ繋がった内容に気がつくことができました。
そうだ。納得。そりゃ「都会っ子の僕」ですわ。
代官山の時は本当に多くの人に色んな言葉をいただきました。社長や経営者は凄く合理的な反面、人情深さも感じられ関われたことに本当に感謝しています。
合理的だからこそ、直接伝えてくれます。クレーム用紙に書くなんてことは一度もありませんでした。だからこそ感謝できます。
さて最後にもう一人のお客様。この方は東京生まれ東京育ちの社長さんの言葉です。俗にいう都会っ子の社長さん。社長仲間と話している時に笑いながら言っていた一言。
社長Bさんはそーゆーところがあるから〜笑
いや地方の芋侍が騒ぐんじゃないって感じだよ笑
二人の会話をフロントで聞いていた時に出た「地方の芋侍が騒ぐんじゃない」
なんとも僕からしたらパワーワードでした。そぉか地方の芋侍か笑 誰かを揶揄しているわけではないし、軽蔑しているわけではないけど都会っ子の僕からしたら地方の芋侍か。と妙に納得してしまい色んな解釈のしかたがあるなぁと、都会っ子の君と言われた都会っ子の僕の心がちょっと軽くなったような気にもなりました。
まとめに入りますが、今回の雑談の記事から伝えたいのは2つ
- 野心を持つには渇望が必要。
- 言葉一つの解釈でも3方向からヒントを得れば理解度が深まる
良くも悪くも自己実現は環境にも左右されます。これは大きく言えば国でも違うし小さく言えば家でも違う。本当に成したいことが叶わないのなら自分で動かなくてはなりません。その成したいことにどれだけ渇望できるか。
また人は色んな解釈のもと言葉を発しますし受け取り手の解釈で大袈裟にもなるし些細にもなります。僕は人に言われたことを理解したいので、なぜそう思って発言したのかを聞くように心がけていますが、今記事のようにビビって何も言えなくなってしまうこともあります。
その場合には第3者や4者に聞いてみると、少し見えてくるものもあるのではないかと考えています。
今となっては都会に生まれたのは僕が選べたわけでもないし事実は事実だしと割り切っています。
誰になんと言われようと僕はこれまでもこれからも都会っ子なもんでして。
ではまた次回っ
#156 自己実現するには選択肢拡張と他者の提案からの自己決定更新情報はTwitterです。
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