#98 ウェイトトレーニングは試合期にも生活の術としても大事〜可逆性の原理〜

こんにちは。永田です!

 

前回ウェイトトレーニングにおける過負荷の原理を紹介したのでせっかくだし他のも紹介しようと思う。

 

今日は可逆性の原理というものだ。

この可逆性の原理はトレーニングを辞めてしまうと元の体に戻っちゃうよという原理。

 

トレーニングを初めてしまったら辞められないんだよ。

分かりやすい現象がトレーニングを辞めた投擲選手など体が大きかった選手が月日と共にどんどん小さくなっていく現象は可逆性の原理に基づいているからだ。

 

そして宇宙飛行士が地球に帰ってきたときに地球の重力が大変なのも長期間の無重力空間で筋肉に負荷がかかっていなかったからで、これも可逆性の原理に基づいている。

 

つまりトレーニングはアスリートに取っては必須だし、一般の方も生きる上で絶対に必要だと思う。

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可逆性の原理

冒頭の話のようにトレーニングを辞めると体は元の通りに戻ってしまうし、筋肉に負荷を与えないと増えることはない。

食事だけを気をつけていても運動がなければ本当の健康には辿りつかない。

 

そして僕も選手の一線を離れてから体重が一気に減っていった。

まさにトレーニングからの解放で可逆性の原理が働いてしまった。

過去の写真とかを見ると今よりも筋肉がしっかり付いている。

そしてそっちの方がイカしている気がする…。

 

久しぶりに会った友人に言われることで一番恐ろしく戦慄する言葉がある。

「なんか痩せた? 小さくなった?」

うん。わかってる。そうだよね。だってトレーニングサボってるのも知ってる。

これは思い当たる節があればあるほどよく言われる。

 

そして更に言うなればカロリーの摂取が足りていないから痩せていくのだ。

トレーニングもサボり食べるのも少ないとなれば痩せて当然。

つまり僕が痩せたなと思うときは人生を頑張っていない時だ。

 

そして逆の現象も存在する。

久しぶりに会った友人が太っちゃってるパターン。

昔はバリバリのスポーツマンだったのに何で!? ってやつ。

これも可逆性の原理が働いている。

 

トレーニングを辞めたことにより、筋肉量が落ちると同時に基礎代謝も落ちる。

そしてカロリーを運動消費していないとなれば消費カロリーは下がって当たり前だ。

ここまでは僕と一緒。

 

でも食べる量が昔と変わらないとか我慢していた食生活が爆発しハイカロリーな食品を食べているとか酒を飲んでいるともなれば摂取カロリーが消費カロリーを上回り太ってしまう。

 

つまり筋量と運動量が下がってるのに食べるものが多いかまたはジャンクフードやアルコールを摂取してしまうから太ってしまったということだ。

 出典:尾田栄一郎「ワンピース」より

日本は美味いもんが溢れているから厄介だ。


継続的なトレーニング

さて、ここからは耳が痛い内容かもしれない。

簡単に言うと皆んなトレーニングをしよう! ということだ。

 

とは言ってもアスリートはとにかくやれ! でしかないんだけど、皆んなが皆んなアスリートみたいなメンタリティは持ち合わせていない。

 

ともなればせめてこの可逆性の原理にだけは基づいてほしいなと思っている。

筋肉には負荷が必要で日常生活だけでは絶対に将来的に負荷が足りなくなる。

 

毎日歩いているとかは負荷としては小さくてトレーニングとして意味を成していない。

 

前回の過負荷の原理も大事だがそれよりも人間にとって必要なのはトレーニングを継続し続けることだ。

もちろん一般の方も必要な重量を設定する上では前回より加重することもあるが、アスリートのように厳密にもっともっととしなくても良いと思っている。

 

そこはニーズに合わせて目利きする。

一般の方に対して過負荷の原理は逃げ場が無さすぎる。

もちろんガンガンいける一般の方もいる。

 

その原理が存在する以上仕方がないし受け入れなくてはならない。

 

そして可逆性の原理に習うならアスリートは冬季練習にウェイトトレーニングを詰め込むけど、シーズン中も同じ仕事量にいかずとも、仕事量はしっかりと稼ぐべきだ。

 

どうしてもシーズンに入ると疲労を残したくないと理由から回数が少ないパワー発揮ばかり入れてしまう。

しかしそれだと圧倒的に仕事量が少なく、夏前には可逆性の原理に基づき筋肉量は減りシーズン通してパフォーマンスも維持ならなくなってくるし上がりもしなくなってくる。

 

だからパワー発揮を入れたあとは1セットでも良いから10回のメニューを入れるだけでも可逆性の原理はある程度防ぐことができる。

 

そして世の中で可逆性の原理を無視してダイエットを売り物にしているのが2ヶ月で −10kg成功! とかのやつ。

 

トレーニングの最中は結果が出るのは当たり前だ。

しかしそれを卒業してしまうから元通りに戻るリバウンドが発生する。

 

更に言えばトレーニング期間に比例して可逆性の原理も比例する。

元のトレーニング期間が長ければ戻るのにも時間が掛かるが、トレーニング期間が2ヶ月とかの短期間なら短期間で元に戻る。

 

そしておそらく -10kgしているのは脂肪ではなく筋肉の方だろう。

前回炭水化物が脂肪も燃焼させるし筋肉を作ると書いた。

 

炭水化物を絶つということは脂肪も燃焼されないし筋肉も作られない。

なのに体重が減る。

ということは筋肉が減っていくしかない。

 

こんなに恐ろしい現象はない。

僕だったら恐ろしくて眠れない。

お金を払って筋肉を失う。

 

トレーニングをイベントのようにはせず、生きる術として身につけてほしいと僕は思っている。

その継続したトレーニングこそがあなた自身を守る術だとも思っている。

 

そしてキツいと続かないからほんの少し逃げ場があるくらいで継続するだけでも絶対に何もやらないよりかは遥かに有効だと思っている。


最後に

可逆性の原理はトレーニングを辞めると筋肉量が減っていく原理であり、宇宙飛行士が具体的な例だ。

あとは寝たきりの方も同じことが言える。

 

寝たきりの人が意識を回復したときには筋肉が全然無いため、せっかく回復してもトレーニングをしなくてはならない。

…地獄だ。

そうならないために日常的にトレーニングをしておく必要がある。

 

トレーニングは生きる術として習った方が良い。

そして日常の負荷では負荷にならずこれもトレーニングしているとは言えない。

 

 出典:尾田栄一郎「ワンピース」より

前回の過負荷の原理は中々メンタリティに訴えかけてくるから大変だけど、トレーニングはやらないよりかはやったほうが良いから可逆性の原理はみんなも従おう。

 

過負荷の原理の話

 

育てば裏切らないのが筋肉

そして筋肉を裏切るのが自分。

 

ではまた次回っ
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