#158 国士舘記録会で5m00を跳び、これにてシーズンオフ

こんにちは。永田です!

シーズン終わりました!

10月1日の国士舘の記録会にて5m00を跳ぶことができ、満足しております。そして日々色んな人に勇気をもらい支えてもらいながらやりたいことをしながら過ごせていることに感謝しております。

国士舘大学多摩キャンパスにて 5m00 2回目

というわけでシーズンが終わりオフに入ろうと思います。僕は今年ちゃんと目標を立てシーズンを長い目で考え一つ一つの試合に意味を持たせ、何を成さなくてはならないのかを向き合い、時には犠牲を払いすぎたり失敗しながら今シーズンを終えることができました。

永田が競技をする姿がどのように映るかは人それぞれであり万人に応援されるわけではないけれど、一人でも多くの人に勇気や希望や笑いや失笑を与えられたら34歳頑張った価値があるのではないかと思っています。

競技は僕にとってやらなくても良いことでもありますが、今シーズン久しぶりにしっかり目標を立て、正しいと思えることを選択しながら競技をしてきた自負があります。それにより、かなり考え方や振る舞いが変わりました。そんなことを書いていこうと思います。

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目次

お前何パーなの?

お前何パーなの? これは代官山の時によく社長に言われた言葉です。すごく簡単にいうと、自分が取り組んでいる内容に成果が上がってないけどお前は100%出し切ってるの? 本当に向き合ってる? ということを僕に伝えています。

この質問、当時は100%です! なんて言えたもんじゃありませんでした。なぜなら100%出していないのは自分が一番分かっているからです。これは仕事に限った話ではありません。競技にしても、勉強にしてもダイエットや英会話にしても自分が取り組んでいる全てのことに問いかけることができます。

今なら何故その言葉を言ってくれていたか理解できます。当時は100%です! って言える人なんていないし、いたとしても余程のアホか無知しかいないと思っていました。

しかし今シーズンの永田は競技に対してはおおよそ100%ですと言える自信があるくらいやってきたと自負しています。

まず自分の中で考え方が変わったことが何点かあります。

・コーチに言われたことは文句や提案を言う前に全てやり切る

・試合に意味を持たせて必ず達成項目を設ける

・自分ルールを設けて守り切る

この3つが僕の軸として今シーズンの考え方でした。

簡単に書いていこうと思います。

まずコーチに言われたことを全てやる。は信頼している以上、言われたことをやれば強くなれると信じ切ると言うことです。

はっきり言うなれば、そのメニューや振る舞いで強くならなかったらコーチのせいにすることができます

こっちは言われた内容、例えば200mを5本、27秒ぎり、リカバリーは10分や150mを3本、17.5秒ぎりと言われたらやり切ることに撤します。そこに自身の見栄とか考えは不要だと言い聞かせました。

設定通りにやり切れば、負荷は何かしらで上がり、できなければ自分の弱さを認め、次回にはどうすれば達成できるのかを考えます。

こちらが設定通りやり切ってる以上、結果が伴わないとしたらメニューに問題があると考えることができます。だからコーチのせいにできると言いました、しかしそれは道徳的にどうなんだ、という意見もあるかと思います。

安心してください。大前提として人のせいにはしたくありませんので。むしろ、信頼するコーチのメニューならば選手は結果を出して、これぞ正しいやり方だったと証明するだけです。

間違った方法ではなく、これだけコーチのいう通りに頑張ってきた以上結果を出して「おかげさまで跳ぶことができました」と言うことがコーチに対しての最高の恩返しだと僕は思っています。幸い今年はこの言葉を伝えることができました。

選手は100%やり切らなくてはならないし、やり切る前に何か不満を持つことは考え方として筋が悪いし、何よりコーチのせいにする覚悟がないと僕は思っています。

次に試合に意味を持たせて必ず達成項目を設ける。に関しては「何を目的とし何を獲りに行くのか」と言うことです。

僕は今年4試合出ました。各試合の結果と立てていた意図はこんな感じです。

6月頭:順大記録会4m90 練習の成果を確認し、3週間後の県選で3位以内に入るための課題探し
6月末:神奈川県選手権4m80 2位表彰台に昇り関東選手権に駒を進める
8月中旬:関東選手権4m90 8位入賞して賞状を持って帰る。勝負に徹する
10月頭:国士舘記録会5m00 シーズン締めくくりとして必ずや5m00を跳ぶ
2022年試合結果

こんな感じで4試合しか出ていませんが、意図に対してやりたいことや獲得したいことはできたシーズンとなりました。もちろん全ての試合でSBを狙いには行っていますが、結果は結果としてしか残りませんので…。

そしてとりあえず出場して記録が出たら良いなぁの願望に近い試合は出ない。これは絶対に記録は出ないから。

そして3つ目の自分ルールを設けて守り抜く。これが一番大変でした。これは競技場や練習中以外の振る舞いが関わってくるのでプライベートに関わってきます。

例えば今年に入ってカフェインとの向き合い方をいよいよ変えないと厳しいと感じはじめました。

僕は夜寝付きが悪く朝が壊滅的に終わってます。そうすると練習やトレーニングに集中出来なかったり、やる気が起きなかったり大切な時間を失います。

夜眠るためには何かを差し出さなくてはならぬと感じた時には答えは出ています。

カフェインです。コーヒーが好きで時間構わず飲んでいる行為を制限しなくてはならないと…

ですので16時以降は飲んではいけないとルールを課しました。すると気持ちの問題か、夜眠れなくなる日は減っていき寝付きも良くなった(気がします笑) まぁこんなのは気持ちの問題かもしれませんが、自分が達成したいものが獲得できたのなら犠牲を払ったとはいえOKです。

他にも、色々と自分ルールを課していましたが長くなりそうなのでカフェインだけで留めておきたいと思います。

20代の時はこのような考え方はできませんでした。自分で考えてできると思っていたし、試合にも意味を持たせずただ単に出ていたこともあります。

栄養や夜更かしなど自分ルールも甘々でした。

だから自分が行きたいところに行けなかったんだろうな。と思います。

だからこそ今は冒頭の「お前何パーなの?」という問いかけを大事にしています。この言葉は僕にとってどのような物事においても自分に問いかけることができます。

苦しいメニューを課せられた時、誘惑に負けそうな時、試合でピンチに陥ったとき。必ず「お前何パーなの?」と自分に言い聞かせて精神的支柱になっていたかもしれません笑

皆さんは何パーでしょうか?


最後に

結果は結果でしかありませんが、練習を頑張ることは当たり前で何かを得るためには何かを差し出さなくてはならぬものもあります。

物事に100%向き合っていると自信を持って言える人は今もなお居ないと思っています。むしろ居たら変わらずアホか無知だと思っています。

ですが100%に近づけることは可能です。些細な違いが長い目で見た時に大きな違いになってきます。今シーズンは久しぶりに試合にたくさん出ることができたことが、コーチとしてまた糧になったし伝えられる幅も広がったと思います。

僕が競技を続ける意味はここにもあります。選手に何かを伝えるには言葉だけでは足りないのです。挑戦できる身体と心があるのであれば後輩たちにどのように映っているのか分かりませんがチャレンジする価値はあると思っています。

そして、一人ではできないチャレンジだからこそ色んな人を巻き込んで勝手に背負っているから必ず良い結果を出したいとも思えました。これも20代の頃にはなかった考えだと思います。

うーん。だから永田は上手くいかなかったんだろうなぁと思います笑 独りよがりの競技をしていたんだなぁと。

来年はどうなるか分かりませんが、今シーズンの行いや振る舞いと課題を確認してほどほどに頑張りたいと思います。

ではまた次回っ

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