#32 マルタ旅行:英語が話せなくてスクワットができなかった話

こんにちは。永田です!

 

前回のマルタ失敗談が反響でしたので、マルタでの他のエピソードを紹介します。

 

滞在したホテルにトレーニングジムがありました。というか、僕がジム付きが良いとゴネたのですが…笑

 

ヨーロッパのトレーニングジムだから無茶苦茶マッチョなバイキングのような人がいたりするんじゃないかとワクワクしていました。

 

 出典:荒川弘「鋼の錬金術師」より

 

だが…そんな人は一人もいなかった。

ランニングマシンに乗ってる人はいたのだが、ウェイトの方にはおばちゃんが一人と男性が数名いたくらいでバイキングはいなかった。

 

前回の記事でお分かりの通り僕の英語能力はかなり低い。

なんせ今回の永田の旅行時のステータス

 

勢い  200

情熱  100

精神力 500

英単語  20

文脈    5

 

で乗り込んでいるわけだ。

 

そんな中事件は起こる。

 

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おばちゃんが一部区画を陣取ってトレーニングをしている。

パッションピンクのヘッドバンド

パッションピンクのブラトップ

黒のロングタイツ

イカしたイヤフォン

ぽっこりと飛び出たお腹

 

…どこにでもいるんだな。

 

問題はそこではない。

問題は明らかに使っていないであろうスクワットラックがおばちゃんゾーンに入り込んでいることだ。

何分か様子を見たがそのスクワットラックは明らかに使っていない。

 

スクワットをやりたかった僕は先程の精神力500と勢いの200を駆使して英単語20と文脈5で会話を試みた。

 

もはや僕はなんて言ったか覚えていない。

スクワットをやりたいんですけど、ここを少し譲ってもらっても良いですか? と日本語ではめちゃくちゃ丁寧に言える。

この文章を永田式英語で伝えた。

でも単語20と文脈5じゃ雑だったり乱暴に聞こえてしまうのだろう。

 

 

ホニャホニャ何か言ってるのだが譲ってくれないことだけは理解した。

 

 

僕は少しムキになってしまい

 

でも、このラックは使っていませんよね? ほんの5分ほど使いたいのですが。

多分もっと乱暴に聞こえてしまったかもしれないが、僕に表現の判断余地は無い。

 

5分もあればメニューが終わるのも事実。

やり始めたら、心を閉し時間通りに遂行して筋肉を破壊するだけなのだから。

 

 出典:荒川弘「鋼の錬金術師」より

 

それでもおばちゃんはホギャホギャと何かを伝えてくるが、譲ってくれないことだけは分かった。

 

仕方ないので、しばらく待っておばちゃんゾーンが空くのを待つしかないかと他の種目をやるわけだが。

 

ベンチプレスで胸を破壊! 大胸筋でバーを落とそうが後悔はない。

…おばちゃんゾーン空いてない

 

サイドベントで横腹をちぎる! 腹筋だけが腹筋ではない。

…おばちゃんゾーン空いてない

 

ブリーチャーアームカールで腕もデカく!(もはや普段やらない種目で時間稼ぎ)

…まだ空かねーのかよ。

 

どんな種目やってんだよ。としばらく観察すると、ダンベルでアームカールをしてる。

…場所はそこじゃなくて良いだろ。

 

そして10回終わった後にぽっこりお腹を撫でる。

…いや、アームカールでは凹まねえぞ。

 

そして休憩中にモチベーションを上げるためにか、イカした女性がウェイトしている動画を見ている…5分ほど

…おい、その休憩時間で永田はスクワットできるんだよ。

 

動画を見た後にぽっこりお腹を撫でる。

…動画じゃ凹まねーんだよ。

 

アームカールが始まる……

そこでスクワットができないことを理解した。

 

この経験で思ったことは2つ

①英語ができないと海外でスクワットができない。

 

違う違う! そうじゃない。

今回はスクワットだったが、僕は行きの飛行機でコーヒーを飲みたくて頼んだのだが、発音が悪くて何回も聞き返された。

水を頼んだのに、炭酸水が出てきた。

 

つまり、自分の要望が通らない笑

まるで赤ちゃん。

泣き寝入りしかできない。

 

だが帰りの飛行機ではコーヒーの発音を練習していたためコーヒーが1発で通った。

つまり、丁寧な頼み方が分かればスクワットだってできたのかもしれない。

 

②どこに行ったってマナーの悪いフィットネス利用者がいる

休憩中にマシンの上で携帯をいじって気がつけば10分以上独占している人はいる。

言葉が通じる通じないはここでは関係なくて、フィットネス業界で勤めて今年で10年目となりますが多く見受けられます。

 

マシンの独占だけでなく他にも上げればキリがないくらい他の事案もある。

日本だけの問題でないことを理解できた。

 

つまりトレーニングリテラシーの問題はどの国も抱えてると感じた。

もちろん一人のおばちゃんがそうだったから、そうではないのだが。

 

と海外旅行で改めて英語を勉強をしなくてはならないと気づいたわけだ。

 

帰国後に「1ヶ月で英語マスター」という本を買ったのだが、2年経っても僕の英単語は20だし、文脈は5だ。

 

人間どんなにその時に変わろう! と思っても意志だけでは変わらないのと、帰国したら日本で、英語がしゃべれない! なんて困らないんだよな。

これダイエットとかでも一緒ですからね笑

 

「1ヶ月でぽっこりお腹解消」という本を買ったようなもんだと僕は理解した時、あるわけねぇと我に返りました。

 

困ったから変わりたいと思っただけで、今困ってないし、英語も喋れたら良いなぁと思っているだけ。

 

そんなわけで次回の海外旅行ではスクワットをやるが目標です!

squat is very king

 

ではまた次回っ

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